パソコンの放電を一晩中する必要があると思っている方は結構いらっしゃいます。
日常的に放電する機会もありませんし放電によるトラブルも他の原因を考えてしまうので帯電を疑い放電しようという事もあまりないのではないでしょうか?
パソコンの動作が急に重くなった
急に電源が落ちる
ディスプレイの表示がおかしいなど
再起動したり他の解決方法を試されるかと思います。
でも、放電を行えばあっさり解決することも結構あります。
デスクトップパソコンなどは簡単に放電できますしノートパソコンもバッテリーを外すなど少し工程は増えますがこちらも簡単にできます。
では、パソコンの放電する方法とどれくらいの時間放電する必要があるのか?などをご説明いたします。
パソコンの放電は一晩中する必要ある?
放電を一晩中する必要はありません。
簡易放電で大抵は改善できます。
一晩放電しないとパソコンの不具合が改善しないとなると他に原因があると思われます。
パソコン内の埃が原因で急にシャットダウンしたり起動時間がやたらとかかったりします。
このような場合はパソコン本体の清掃をしてみると良いです。
CPUファンや排気ファン、他の部分もついでに清掃しましょう。
ノートパソコンでバッテリーが外せないタイプは放電に何日かかる?
バッテリーが外せないタイプは、周辺機器を外して電源コードを抜いてバッテリー残量によって時間の変化はありますが2日程度放置します。
電源ボタンが光るタイプやキーボードが光るタイプはファンクションキー操作で光らせておけば電源が切れたか確認しやすいですね。
電源が切れたと思われたときに電源ボタンをもう一度押して電源が入らない状態か確認しましょう。
確認ができれば放電できていますので電源コードを入れて症状が改善しているか確認しましょう。
パソコンの放電する方法
放電の手順は簡単です。
簡易放電の手順
パソコンに接続している周辺機器をすべて外します。
キーボード
USBポートに指している外付け周辺機器デバイス
CD・DVD
SDカード
全てです。
全て外したらパソコンをシャットダウンさせます。
ノートパソコンでバッテリーが外せるタイプは外してください。
電源コードを抜いて2~3分程度待ってもらえば放電完了となります。
バッテリーが外せるタイプは放電後バッテリーを取り付けずに電源コードを繋いで起動するか確認します。
問題なければ再びシャットダウンしてバッテリーを取り付けて完了になります。
完全放電の手順
完全放電するには先ほどの簡易放電の手順で放電時間を3時間や6時間と長時間する事です。
各メーカーによって推奨している時間を提示しているところもありますが6時間くらいで十分です。
完全放電する時は睡眠時に一晩放電する方が良いですね。
方法も『shiftキー』を押しながらシャットダウンすると記載されているところもあります。
パソコンが帯電しない環境を整える
パソコンの利用環境を整えれば帯電のリスクも軽減できます
帯電の原因
パソコン内部の埃
内部に埃が溜まるとファンの回りが悪くなり冷却効果が下がって帯電しやすくなります。
保護装置の不具合
過剰に電源供給されないように保護装置が付いているのですが、保護装置の不具合が原因になる事もあります。
何度も放電しないと使えない状況になった時には近くのパソコンショップに持っていき状況を説明して対処してもらいましょう。
長時間の使用
パソコンを長時間使用していると不必要な電気が溜まり帯電の原因になります。
帯電しない環境を整える
パソコン内部の埃を溜めない
パソコン内部・パソコン周りを定期的に掃除をする。
デスクトップパソコンなどは足元に設置されている方も多いかと思います。
キャスター付きの台車を使うと掃除もしやすいですし、放熱効果も見込めます。
電源コード
アース付きのコンセントに交換する。
タコ足配線は電圧が不安定になり不具合の原因になる事もあるのでできるだけ避けましょう。
パソコンの放電は一晩中する事はないですよ:まとめ
パソコンが帯電した時は簡易放電で大抵改善します。
メーカーに今回ご紹介した手順は一般的な方法で各メーカー機種によっても詳しく記載されていますので正しい方法で行いたい時は説明書かメーカーサイトをご参照ください。
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